よくある質問  「癒しと憩いのライブラリー」早分かり Q&A 20

Q.そもそも「癒しと憩いのライブラリー」って、どんな施設なの?
A.リゾートホテルのなかにあるゆったりとした空間の私設図書館で、近隣に住むボランティアが運営しています。特徴は2つ。本のテーマが「癒し」「憩い」「自然」「プラスα」に特化していることと、2万冊超の蔵書がすべて有名無名の篤志家による寄贈本だけで成立していることです。すべての本には寄贈者のお名前シールが貼られています。

Q.誰でも利用できるの?
A.もちろんです。そのために創設した図書館ですから。開館時間内であれば、どなたでも無料でお読みいただけます。

Q.本の貸し出しはしてる?
A.1回5冊以内、期間は2週間で貸し出しをしています。ただし、貸し出しは会員制なので、「ブックシェアクラブ」の会員になっていただく必要があります。

Q.「ブックシェアクラブ」って、なに?
A.シェアハウス、カーシェアのような、「シェア」(分かち合い)が当ライブラリーの旗じるし。寄贈者がシェアして下さった貴重な蔵書をお預かりして、寄贈者の思いを皆さんとシェアするのが「癒しと憩いのライブラリー」のミッションです。そのシェアの輪に参加していただいた方が「ブックシェアクラブ」の会員です。

Q.クラブに入会するには?
A.簡単です。受付で所定の用紙にお名前・ご住所などを記入し、入会金1000円をお支払いいただくだけで手続きは完了します。年会費など、入会金以外の費用は一切かかりません。後日、会員カードをお渡ししますので、お借りになるときにご提示ください。

Q.借りた本の返却方法は?
A.開館時間内なら受付の担当者に直接お返しください。それ以外の時間帯は「返却ボックス」にお入れください。

Q.サザンクロスリゾートのホテルに泊まればいつでも読めるの?
A.お泊まりの方はホテルフロントにある用紙に、借りる本の書名をご記入いただければ24時間ご利用できます。ご自分のお部屋でゆっくりお読みください。返却はホテルフロントでも受け付けています。

Q.宿泊もせず、食事やお茶もせずにリゾートホテルに入って行くのはなんとなく気が引けます。とがめられたりしませんか?
A.ご安心ください。ホテルは社会に開かれた一種の公共空間です。だれもが無料で待ち合わせ場所に使ったり、その日の各種新聞や当月の各種雑誌を読んだり、パソコンを持ち込んで使ったりできるのが旅館と異なるところです。

Q.ライブラリーでも自分のパソコンは使える?
A.お使いいただけます。ただし、電波状態によってはネットにつながりにくいこともありますのでご了承ください。

Q.駐車場は有料なの?
A.無料です。ただし、年に何回か、ゴルフの大きな大会や「癒しと憩いフェス」がある日は広大な駐車場も満杯になることがありますのでご了承ください。

Q.「癒しと憩いのフェス」って?
A.当ライブラリーの開館を記念して2013年夏からはじまった年1回開催のフェスティバルです。伊豆を中心に各地から集まったさまざまな種類のセラピストやミュージシャンが来場者に新しい体験を提供しています。

Q.宿泊以外の一般利用者が図書館以外の場所で読むことは?
A.可能です。「ミルキーウェイ」(ラウンジ)や「カナロア」(コーヒーショップ、ここではドリンクなどをオーダーしてください)、晴れた日なら富士山・天城連山・相模湾の雄大な絶景が望める戸外でも読書が楽しめます。

Q.ライブラリーの「売り」はなんなの?
A.他の図書館では見られない、本の分類法や並べ方に独自性があります。多様な無数の本の群れたちが、持続可能な社会に舳先を向け、ひとつの大きな物語となってゆく「文脈棚」。図書館全体が『癒しと憩い』というタイトルの巨大な1冊の本になる。それがライブラリーの「売り」といえば売りでしょうか。

Q.「癒し本」にはどんなものがあるの?
A.人間が抱く世界像と心身の変化を無意識のうちに決定づけている「ことば」の不思議を読み解く本の群れからはじまって、心身の苦痛が癒される仕組みを解明する本の群れ、古今東西の「癒しのわざ」を紹介する本の群れ、「死とはなにか」「死んだらどうなる」という永遠の謎に迫る本の群れ、人間のあらゆる営みを根底から支えている「スピリチュアリティ」に気づくため本の群れ。それらが「癒し本」の棚を構成しています。

Q.「自然本」は?
A.「宇宙はわれらの父」「地球はわれらの母」からはじまる「自然本」は、「生きものに学ぶ」「先人の知に学ぶ」「自然を直覚する変性意識」「カウンターカルチャー」などを経て、「持続可能な世へ」「科学を学び直す」など、唯物的な自然観そのものを問う本が並んでいます。

Q.では「憩い本」は?
A.「ことばのアート」からはじまる「憩い本」の前半の棚は、「詩歌」「海外の文学」「日本の作家」など、ふつうの図書館と変わらないように見えます。大量に寄贈された詩歌・小説・エッセイなどを読む悦楽もまた「憩い」のひとつとみなしました。

後半の棚には「世のなかを知る」喜びを満喫させてくれる本の群れ、『美しさに酔う』楽しみを満足させてくれる大型美術書や写真集、第一級の現代音楽家の豪華本などが並んでいます。

「憩い本」のなかには『伊豆の本』という棚もあります。ジオパークに指定された伊豆の自然・歴史・人物、伊豆生まれ、伊豆在住の作家や画家の本もここにあります。その隣には『懐かしの文庫・新書』という小さな書棚があります。

「癒し本」と文芸書に次いで寄贈量が多かった実用書は『暮らしのヒント』という大きな棚に展示されています。実用書は「ライフレッスン」「セルフケア」「自己啓発」「フード&ドリンク」「ナーシング」「おんなのちから」「ファミリー」「どんな方法でも治る人がいる」「エコな暮らし」などのカテゴリーに分類され、貸し出しが多い棚のひとつになっています。

Q.「憩い本」はそれだけ?
A.まだまだあります。大型美術書の棚のほかに、音楽・演劇・映画・建築など、アート関連の単行本を収めた棚、旅本や冒険本の棚、植物本やカーデニング本の棚、ホビー本やスポーツ本の棚もあり、「憩い」の多様性を楽しむことができます。

Q.環境や原発など、喫緊の社会問題についての本は置かないの?
A.数はさほど多くありませんが日本史・世界史の本とともに『考えをふかめる』という棚に良書が揃っています。社会問題は「癒し」「憩い」に直接つながりにくいテーマですが、大きな意味では、それに向かい合うことによって前方に光を見ることができれば、ライブラリーの趣旨と矛盾するものではないと考えました。

Q.子ども向けの本は?
A.絵本、コミック、学習書などがあります。児童書の棚はウッドデッキのキッズスペースにあり、宿泊するご家族がよく利用されています。

Q.ライブラリーはいつオープンしてるの?
A.毎日、朝から晩までオープンしたいところですが、まだボランティアの数が足りないので、現在は金・土・日・月の午後1時から5時まで、受付に担当者(「1日館長」)を置いて開館しています。ボランティアがふえていけば全日オープンが可能になります。

Q.「1日館長」って、なに? A.館長の仕事もみんなでシェアしようというのが当ライブラリーの方針です。ボランティアが31人以上いれば、ひとり月に1日だけ「館長」を担当して、本の整理や来館者のお世話をしながら、空き時間に好きな本を好きなだけ読んでいただけるのですが・・・。

Q.本のそばにいるだけで幸せを感じるわたしです。わたしにも「1日館長」ができますか?
A.もちろんです。いま1日館長をしているボランティアたちはみんなあなたと同じような本好きばかりで、司書の資格とかはだれももっていません。本に呼ばれてつながった、年齢も職業も趣味もばらばらな集団ですが、仲よく和やかにやっています。

関心のある方は気軽にご連絡ください。